ありたどり店長ブログ

先日、福岡から列車で帰っていた。
自由席に座っていると、だんだん席が埋まってくる。
６０歳くらいの夫婦が乗ってきて、だんなさんが私の隣に座った。
ジーパンをはいて、ジャンパーを着て、なんか楽しそうである。

列車が博多駅のホームから、佐世保方面に向かって走り出す。
しばらくして、隣の男性は、ポケットから野球ボールを取り出した。
ボールにはソフトバンクの文字が。
片面になにやらマジックの走り書きがある。
「２３」
ソフトバンクの２３番は誰なんだろう？
持ち主はボールを左手に持ち、右手の人差し指でサインをなぞっている。
彼にとっては選手の名前と、ボールのサインを一致させる重要な作業であったのだろう。
さらに、このボールの所有者になった瞬間を感動と共に思い出しているに違いない。

「誰のサインですか？」
聞こうかと思ったのだが、１時間以上嬉しそうな説明を聴かなければならない状態を予測してしまったので思いとどまった。

憧れの人のサインはそれほど人を嬉しくさせる。

先日の「有田物産展」で、会場に辛島美登里さんがたずねてこられた。
有田の知り合いに会いに来られたのだと聞いている。

当然、ありたどりのから揚げを試食してもらった。
厚顔無恥：小生のことだ。
「おいしい」とお世辞をいただいたついでに、サインまでお願いしてしまった。



えらくサービスしてもらって、感想まで書いていただいた。
しかも、から揚げをお買い求めいただいた。

？？
そういえば、サインまでしてもらったのだから、から揚げプレゼントすればよかった。
しっかり、御代をいただいた。

？？？？
本当に、本人のサインかって？
あ～、写真とっとけばよかった。

重ね重ね、残念でならない。
その時の舞い上がり方といったら、恥ずかしい限りである。

しかし、サインは眺めるたびに嬉しくなるものだ。
この件のお尋ねは、１時間以上の説明がつきますので、お暇なときにおたずねください。