ありたどり店長ブログ

ゆめタウン佐賀店精肉部前に開店してる、から揚げドンドン佐賀店。
辛い商品、「ファイヤー」をご紹介したものの、興味本位で購入していただく方が後をたたない。
販売している者としては、実体験を基に「危険性」をお伝えしなければいけない。
（なるほどという理由付けをしたものの、これこそ、興味本位だったとあとで後悔する事になる。）

ファイヤー2本入りを購入し、車に乗り込んだ。
から揚げの香りは食欲をそそる。
我慢できずに実験を開始する。
恐る恐る取り出したから揚げは、唐辛子がまぶしてある、いや、まとわり付いている。
覚悟を決めた小生。
一口、思いっきりかぶりついた。
とりあえず、いきなり吐き出すような状態ではない。
あと一口、かじった。
すでに、舌の先が辛いと泣き出している。
水を飲みながら、噛み砕き、飲み込む。
口の周りがヒリヒリしてくる。
目が一気に覚めた。
居眠り運転することは無い。
しかし、涙で視野が狭くなる。
ティシュで口の周りを何度も拭く。
すでに、後悔の念が沸いてくる。
それと共に、かすかな満足感が生まれた。
絶対無理だと思ったものに挑戦した自己満足と、自虐的な喜び。
精神状態が少々高揚してきたのか。

しかし、続けて完食する状態ではない。

30分経過して、口の周りの痛みも少し癒えてきた。
口の中で唾液が何かを求めている。
ええい、ままよ。
残りを食べることにした。
2口でほぼ食べ終え、軟骨部分もかじりきった。
1本食べるのに、30分以上かかったことになる。
このあと、やはり、30分以上はヒリヒリ痛い口をティシュで押さえることになる。
さらに、唾液の量が多くなってきた。
これはいかん。
胃が刺激に対して反応し始めたのだろう。
胃炎の常態で、胃液の分泌が増え、唾液の量も増えたのだろう。
わき腹も悲鳴を上げている。
すきっ腹でこんなもん食べるもんじゃない。
カプシンサイとか言う物質で、やせるなんて嘘だ。
胃腸を痛めてダイエット。
なんて不健康なんだろう。

ぜったい、お奨めできません。
「なら、売るな!!」
そう思うんですけど、それでも買う人がいるんです。
まだまだ、販売中。